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DFIとCanonicalと協力し、IoTエコシステムにリスクのないシステムアップグレードとソフトウェアリードタイムを提供|プレスルーム|DFI

DFIとCanonicalと協力し、IoTエコシステムにリスクのないシステムアップグレードとソフトウェアリードタイムを提供

2021/02/25 (UTC+9)

DFIとUbuntuオペレーティングシステムの発行元であるCanonicalは、IoTハードウェア認定パートナープログラムを締結しました。DFIは、Ubuntu認定IoTハードウェアの提供を目的としたこのプログラムに参加する世界初の産業用コンピューターメーカーです。オンラインアップデートメカニズム及び認定されたDFIオンラインアプリケーションストアは、DFI製品アプリケーションの柔軟性を高め、ソフトウェアとハードウェアの開発時間を短縮し、新しいサービスを早めに導入できます。DFIのRemoGuard IoTソリューションは、アウトオブバンド管理テクノロジーを通じて、リアルタイムのモニタリングとパーティションレベルのシステムリカバリを提供します。Ubuntuのオンラインソフトウェアアップデートに加えて、RemoGuardはサービスの中断を回避し、メンテナンスの人件費を削減するとともに、応答時間を短縮してシームレスなIoTエコシステムを確立できます。

盛んに発展している5Gモバイルネットワークから産業用ロボットアプリケーションまで、多数の小型基地局、エッジコンピューティングサーバー、ロボットが屋外または過酷な産業環境で配置されています。DFI認定ハードウェアで稼働するUbuntu CoreとRemoguardは、ソフトウェアアップデートでオンサイト修理のリスクや問題がもたらされることはないという安心感をもたらします。

「Canonicalと協力し、IoTハードウェア認定パートナープログラムに参加することで、DFIはIoT開発者にソフトウェア導入のタイムライン短縮と、システムアップデートのリスク低減というメリットを提供し、組み込みにおけるソフトウェアの役割を強化することを目指しています。提携を通じて提供される追加のコンサルティングサービスは、企業顧客がソフトウェアとハードウェアを含むソリューションを迅速に構築するために役立ちます」と、DFIのSteven Tsai社長は語っています。

「DFIとCanonical、及びそのパートナーは、ゲートウェイやマザーボードで最高のUbuntuエクスペリエンスを提供するために緊密に連携しています」と、CanonicalのIoTおよびデバイスVP、Tom Canning氏はコメントしています。「開発者にとっては、市場への近道を示す生産的な事前認定環境となります。企業は10年間のサポート、セキュアブート、フルディスク暗号化、セキュアデバイスリカバリ、OTAアップグレードによって提供されるセキュリティと柔軟性の恩恵を受けることができます」

DFIのIoTハードウェア認定パートナープログラムに準拠した製品の第一弾は、非常に幅広いアプリケーションに対応したファンレス組み込みシステム「EC70A-KU」と、AMD Ryzen™ R1000プロセッサーを搭載した世界初のミニ産業用マザーボード「GHF51」、そしてGHF51をベースにしたファンレス組み込みシステム「EC90A-GH」の3製品です。

この認定により、UbuntuとUbuntu Coreがプラットフォーム上で最長10年間にわたり最適に動作することが保証されます。UbuntuのミニマルバージョンであるUbuntu Coreは、製造環境で展開されるIoTデバイス向けに設計された、最新の安全かつ信頼性の高いIoTオペレーティングシステムです。クラウドベースのCICD(継続的インテグレーション/継続的デプロイメント)サービスを通じた無線によるトランザクション型ソフトウェアアップデートを提供し、安全かつ中断のない運用を保証します。Ubuntu CoreはCanonicalが保守し、セキュリティアップデートを提供することで、IoT要件に対応し、高いセキュリティ、信頼性、可用性を実現します。Ubuntu Core 18は、最長10年間のセキュリティアップデートメンテナンスが付属しています。

Ubuntu Coreが構築されているSnapアプリケーションフォーマットは、読み取り専用ファイルシステムSquashFSを採用し、権限に厳格な制限を課すことで、オペレーティングシステムとアプリケーションのセキュリティと安定性を高めていリを構築し、コードやテストから大規模なデプロイメント、リモートデバイス管理まで、開発者に最新のソフトウェアエクスペリエンスを提供します。企業は開発とメンテナンスのコストを削減できるだけでなく、アプリストアの機能を通じて、新しいソフトウェアベースのビジネスモデルを模索することができます。企業はホワイトラベルのSnap storeを使用して専用のソフトウェアリポジトに加えて、Ubuntu CoreはLXDおよびMicroK8と組み合わせ、あらゆるビジネスにEdge Micro Cloudsの柔軟性と低コストをもたらします。

EC70A-KUは、効率的な第7世代インテル® Core™ i7/i5/i3プロセッサーをベースとして、最高の処理性能とファンレス冷却テクノロジーを提供し、最新の自律型移動ロボット(AMR)など、限られたスペースで高度なパフォーマンスが求められるソリューション向けに設計されています。GHF51は、高性能のAMD Ryzen™ R1000プロセッサーを搭載した世界初のミニ産業用マザーボードで、これまでにない処理能力と柔軟な拡張性を備え、産業用アプリケーション、エッジコンピューティング、AIビジョンなどの多様な分野に適しています。

DFI独自のRemoGuardアウトオブバンド管理テクノロジーは、UbuntuのSnapソフトウェアパッケージテクノロジーと高い補完性を持っています。SSDの通常の動作を維持しながら、リモートでOSパーティションを何度でも修復することができます。SSDのライフサイクルを積極的に予測して正確な交換タイミングを判断することで、時間のかかるオンサイトのメンテナンスを回避し、アプリケーションサービスのダウンタイムを大幅に削減できます。産業オートメーション、医療、輸送、ゲーミング、エネルギー、そして近年注目されている5Gモバイルネットワークに至るまで、RemoGuardはDFIソリューションにとって最も重要な礎であり、強固な基盤となっています。

 

DFIについて

1981年に設立されたDFIは、複数の組み込み産業にわたって高性能のコンピューティングテクノロジーを提供するグローバルなリーディングプロバイダーです。DFIの革新的な設計と高度な品質管理システムにより、DFIの産業グレードソリューションは、ファクトリーオートメーション、医療、ゲーム、輸送、スマートエネルギー、ミッションクリティカル、インテリジェントリテールなどの幅広い市場において、お客様の機器の最適化、高い信頼性、長期のライフサイクル、24時間365日の耐久性実現を可能にしています。

Canonicalについて

Canonicalは、ほとんどのパブリッククラウドワークロードだけでなく、スマートゲートウェイや自動運転車、および高度なロボットなど新興カテゴリ向けのOSであるUbuntuの開発元です。Canonicalは2004年に設立され、Ubuntuの商用ユーザーにエンタープライズセキュリティ、サポート、サービスを提供している株式非公開企業です。