新しいマザーボードCS181が、MXMと5Gでディープラーニングモデルの基盤を小型化
DFIの新しい産業用マザーボードCS181(寸法:197.72 x 167.32mm)は、Mini-ITXフォームファクタにより、負荷の高いワークロードの処理速度を向上させ、AIと機械学習によるインサイトを提供し、エッジにおける地域のM2Mエコシステムのパフォーマンスを向上させることを実現しています。
CS181は、エッジ機械学習を実現するために必要な3つの要素:高性能な第9/8世代インテル® Core™ i7/i5/i3プロセッサー、画像解析を高速化する比較的小型のグラフィックス処理MXMモジュール、そして広帯域で超高速データ転送を可能にする5Gサポートを集約しています。従来のGPUを搭載したAIコンピューターは常に大きなスペースを必要としていましたが、CS181は機械学習とディープラーニング用のスリムなMXMモジュールを活用することで、75%の小型化で同等のパフォーマンスを実現しています。機械学習によって得られた予測分析は、5Gブロードバンドを介して地域のIoTデバイスと迅速に共有され、同時にAI主導のリアルタイム応答を実現します。
CS181は、小さなフットプリント、データ主導のタイムリーな意思決定、地域のデバイスとのシームレスな連携により、工場内のAOI、AGV、AMRや、医用画像、ナンバープレート認識や交通流解析など、コンピュータビジョンの最前線で「小さなパイオニア」となることが期待されています。
特徴:
- コンパクトながらも強大なパフォーマンス
- 第9/第8世代インテル® Core™ i7/i5/i3プロセッサー
- メモリ:2 DDR4 2400/2666MHz、最大64GB
- MXMグラフィックカード サポート:MXM 3.1 Type A/B/B+
- サポート5G/BT/Wi-Fiモジュール、4 LAN
- ストレージ:2 SATA 3.0、1 M.2 M key、1 M.2 B key、1 M.2 E key
アプリケーション:
- 工場
- 無人搬送車(AGV)
- 自律型移動ロボット(AMR)
- 自動光学検査(AOI)
- ビジョンガイドロボット
- 医用画像
- 高解像度診断画像
- 交通輸送
- 交通流解析
- ナンバープレート自動認識システム