AIoTにおける提携を強化、AIスマート省エネ充電パイルのコンセプトマシンを共同展示
Computex 2024が開幕し、「エッジAIによるエッジコンピューティング」が国内外の大手メーカーに注目されています。本日(4日)、DFI(2397)のブースにお越しいただいたインテル・シニアバイスプレジデント兼ネットワークおよびエッジグループ・ジェネラルマネージャーのSachin Katti氏と、共同展示のAIスマート省エネ充電パイルのコンセプトマシンについて、技術的交流を深めました。今回展示された充電パイルのアプリケーションのほか、新技術を各産業のセルフサービス端末にも導入する計画を打ち出し、無人化アプリケーションに対応するとともに、AIスマート化アプリケーションの実現を加速します。
組込みマザーボードおよび産業用コンピューターの世界的リーダーであるDFIは、インテルと共に台湾初のAIスマート省エネ充電パイルのコンセプトマシンを発表しました。当機器は、大型言語モデル(LLM)の実装とワークロードの統合(Workload Consolidation)により、CPU資源を共有してAI演算を実行することができると同時に、仮想化技術で様々なオペレーティングシステム(OS)の運用に対応し、エネルギー効率を向上させます。複数のESG目標の達成を促進する一方、無人化の垂直アプリケーションにおけるAI技術のニーズを満足させます。
今回展示されたAIスマート省エネ充電パイルにはLLMが実装され、近くの飲食店や公共施設情報、イベント連携などのスマートインタラクションシステムが既存のハードウェアに統合可能になることで、ハードウェア投資の低減、公共資源の利用、各装置の統合、アーキテクチャの簡素化を促進し、様々なワークロードのアプリケーションに対応します。
DFI総経理の蘇家弘氏は、エッジAIのワークロードが高まる中、技術の発展が競争力を維持するための鍵となり、DFIとインテルによる技術協力の成果であるワークロード統合プラットフォームは、DFIの産業用マザーボードとインテル最新のプロセッサーによって、モノのインターネット機器などのエッジデバイスにおけるAI演算とエネルギー消費効率を向上させ、企業顧客の運営効率上昇と革新的なサービス提供を実現すると述べています。
AIスマート省エネ充電パイルは、高度な柔軟性と拡充性のあるプラットフォームを提供し、特化型AI(Specialized AI)による言語認識も可能になります。LLMの訓練により、無人スマートオートメーションのアプリケーションを実現し、ユーザーへのカスタマイズサービスや広告の販売目的を達成することができます。今回展示された無人化アプリケーションのコンセプトは、充電パイルに導入するのに適するだけでなく、その他の様々な分野にも適用し、よりスマートで、より持続可能な未来の実現につながります。