便利で柔軟なシステム構成でコスパに優れたEC500シリーズが、多目的セキュリティロボットの構築を支援

多目的セキュリティロボット

EC500-HDは、省電力、高性能、豊富なI/Oインターフェイス、そして同種の製品では比類のない優れたコスパにより、中国のお客様が小型かつ軽量で、モジュール化された新世代の多目的セキュリティロボットを構築し、巡回警備業務のインテリジェンスレベルの向上が実現します。

地域：中国

業界：セキュリティシステム

アプリケーション：多目的セキュリティロボット

ソリューション：EC500-HD

変電所などの危険な現場での導入に限らず、多目的セキュリティロボットは公園や地域コミュニティ、学校、工場、駅などの巡回警備が必要な場所にも適しています。

2013年に設立された無人自動掃除機などの業務用清掃ロボットを専門としてこの中国企業は、世界で初めて自律移動技術の研究開発・応用開拓に取り組むロボット企業の1つであり、かつては中国の自主測位・ナビゲーションモジュール市場シェアの70％以上を占めていました。特定の応用性、優れた清掃能力、成熟かつ安定した製品性能、完璧な顧客サービスにより、世界30カ国に1,000社以上の顧客を擁しています。また、1億キロメートルを超える総走行距離を達成しています。

2014年11月に第1世代の業務用清掃ロボットを発売した後、2016年1月にはセキュリティロボットソリューションを発売しました。このセキュリティロボットは軽量設計を採用し、豊富な機能を備えています。例えば、従業員が事前に時間、ルート、検査内容を設定するだけで、この検査ロボットは24時間体制で独立した検査を実行し、周囲の環境に潜在する安全上の危険を検知・予測することができます。同時に、従業員は遠隔監視を行い、環境データをリアルタイムに把握したり、無人制御を実行したりすることができます。

EC500-HD

この多目的セキュリティロボットには、DFIのEC500-HDがコンピューティングブレインとして採用されています。その理由は、バッテリー寿命を延ばすことができる低消費電力、視覚的な画像解析に対応した高性能、豊富なI/Oインターフェイス、堅牢なアルミ構造、ファンレスの冷却、そして同種の製品では比類のない優れたコスパにあります。後継のEC500シリーズにもこれらの利点が受け継がれています。

また、技術だけでなく、DFIの優れたビジネス能力、技術サポート、お客様のニーズを完全に把握してすばやく対応する能力などもお客様のメリットとなっています。しかし、インテルのIOTG製品スケジュールによると、EC500-HDが使用している第4世代Coreプロセッサー（コードネームHaswell）は、2019年の第三期に製品寿命を終えています。そのため、DFIは既存のお客様が手間をかけずに一貫性を維持し、最小限の移行コストでより新しいプラットフォームに円滑に移行できるように、シームレスなアップグレードのためのガイドも提供しています。

EC500-HDシリーズ移行ガイド：

https://pages.dfi.com/please-take-action-to-transit-your-dfi-ec500-hd-series-system-jp