迅速なサンプル送付と緻密なカスタマイズにより、1Uラックマウント型ビデオ会議システムを構築するお客様を支援

Video Conference System

会議室のビデオシステムは、常にオフィス環境に欠かせない要件であり続けています。ソフトウェアの成熟度と普及するにつれ、ユーザーは必ずしも既製のソフトウェアとハードウェアのパッケージを購入する必要はなく、カスタマイズされたハードウェアを必要とすることがあります。DFIは、お客様との緊密な協力関係のもと、迅速なサンプル送付と緻密なカスタマイズにより、エンドユーザーのニーズに合わせた1Uラックマウント型ビデオ会議ホストの構築をサポートします。

地域：ヨーロッパ

業界：ビデオ会議システム

アプリケーション：1Uラックマウント型ビデオ会議ホスト

ソリューション：CS170産業用Mini-ITXマザーボード

ビデオ会議は人の生活に完全に溶け込んでおり、COVID-19の流行により、ビデオ会議への需要が急激に高まっています。1970年代初頭以降、最も重要な国際機関から地方議会や市議会、役員室に至るまで、欧州議会や欧州委員会をはじめとする有名な機関を含め、議決権行使や通訳のアプリケーションが必要とされています。変化し続ける世界に絶えず適応しているヨーロッパのある顧客は、ハイブリッド会議、ソーシャルディスタンス、高度なカメラ追跡などのソリューションを提供しています。カスタマイズしたプロジェクトの必要性から、少数の1Uラックマウント型ビデオ会議ホストを構築する必要があります。

CS170

このビデオ会議ホストの心臓部に、DFIの産業用Mini-ITXマザーボードCS170が採用されました。このマザーボードは、Mini-ITXのコンパクトなスペースで豊富で完全なI/Oインターフェースと拡張性を提供し、ラックの奥行きを短くして放熱やケーブル配線を容易にします。DFIの高い評価を得ている製品品質と、動作温度60度で29年以上のMTBFを実現した製品寿命の長さ、そしてDFIの迅速なサンプルとドキュメントの提供は、このプロジェクトの緊急性に対応することができます。さらに重要なことに、DFIとこの顧客がシステムインテグレーションレベルで緊密に協力する必要があります。

この顧客は、1Uラックマウント型シャーシを自社設計し、イメージキャプチャカードやディスクリートグラフィックスカードを搭載したため、追加のライザーカードが必要となりました。DFIは顧客と緊密に連携しており、DFIの豊富なシステムインテグレーション経験を活かして、顧客による機械設計の完成を迅速にサポートし、CS170とすべての周辺機器を1Uシャーシに完璧に設置しました。

また、システムの起動時間を短縮するために、DFIは顧客用に特化したバージョンのBIOSをカスタマイズし、システムソフトウェアのアップデートによるダウンタイムを削減するとともに、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上させました。インテルの製品スケジュールによると、第9世代Coreプロセッサーは2034年の第3四半期まで供給可能であり、長期出荷を希望する顧客のニーズを十分に満たすことができます。8コアのXeonからデュアルコアのCeleronまで、オプションでECCメモリをサポートすることにより、システム信頼性の柔軟性を向上することができます。また、さまざまなアプリケーションに応じて、異なる性能レベルのプロセッサーやより信頼性の高いメモリを顧客が選択することができます。

会議場は1つ1つ異なり、専用のソリューションが必要です。しかし、常に変わらないものがあります。それは、明確に集中して聞き、話し、判断したいということです。DFIは、サンプルやドキュメントの迅速な提供、シームレスなシステム統合、緻密なカスタマイズにより、顧客が目標を達成するためのソリューション立ち上げを支援します。