放熱性に優れた超薄型産業用マザーボードが効率的な物流・倉庫管理ロボットの構築を支援

Autonomous Guided Vehicles (AGVs)

無人搬送車（AGV）は、倉庫業および物流、高度に自動化されたインテリジェントファクトリーまで、さまざまな産業分野で一般的に使用されています。COVID-19パンデミックの影響を受け、感染を防止するために人々は不要不急の外出を控えています。電子商取引の注文が急増しているだけでなく、重要な電子商取引企業のインテリジェントな倉庫は、より多くの高度なロボットを配備する必要があります。DFIのSD101-H110産業用マザーボードは、世界をリードするスマートIoTソリューションプロバイダーに高性能なハンドリングAGVの構築と、倉庫管理のIT化レベル向上を支援します。

地域：中国

業界：スマートロジスティクス

アプリケーション：自動搬送車

ソリューション：SD101-H110

近年、AIアプリケーションの普及や24時間体制グローバル物流の発展に伴い、電子商取引や製造業を中心とした産業における移動ロボットの需要が高まり続けています。さらに、COVID-19の影響を受け、電子商取引の注文が急増しているため、主要な電子商取引企業は自律型移動ロボット（AMR）や無人搬送車（AGV）の導入を拡大する必要があり、それによって特定の技術分野に特化したメーカーがロボット関連産業に足を踏み入れるケースも増えています。

中国のビデオ技術を中心として世界をリードするIoTソリューションを提供するある企業は、技術革新に基づいたエンドツーエンドのビデオ監視ソリューション、システム、サービスを提供しています。ビデオ事業を基盤に新興産業の開拓を続けており、マシンビジョンやビデオ会議システム、プロ仕様ドローン、高度な消火技術、自動車技術、革新型ストレージやロボティクス、その他新興のビデオIoT事業にも徐々に拡大し、その製品は世界180の国と地域を展開しています。

SD101-H110

このメーカーは一連のロボット製品を発売しており、セキュリティ、ハンドリング、リフティング、自動配材などの用途を対象としています。DFIのSD101-H110産業用マザーボードは、同社の200kgクラスのリフティング型無人搬送車の心臓部に採用されました。このロボットは、最大荷重1,000kg、リフティング高さ60cmで、安定したリフティングと搬送が可能です。ミリメートル単位の位置決め精度、複数の安全保護、インテリジェントな自律充電などを実現しています。24時間の稼働が可能で、Wi-Fiネットワークとシームレスなローミングに対応しています。全体の動作時間は8時間を超え、原材料、部品の入出庫、搬送など、運送便/電子商取引、自動車、製造業、3C、医薬品、タバコ、食品および飲料、その他工場生産物流リンクに最適です。

SD101-H110が選ばれたのは、製品仕様が顧客のニーズを満たしていること、そして超薄型の設計が限られたスペースでの放熱ニーズに適していることが理由です。また、メモリの斜め挿入は狭い場所での放熱を促進し、DC 12Vの直流電源もこの顧客にとって必須の仕様です。SD101-H110は特許取得済みの拡張モジュールにより、ビジュアルナビゲーション、慣性ナビゲーション、レーザーセンサー、セーフティエッジ、緊急停止ボタン、音と光のアラーム、その他重要な機能を持つ周辺機器に完全なI/Oインターフェイスも提供します。

技術に加えて、DFIの優れたビジネス推進力、技術サポート力、顧客のニーズをリアルタイムで完全に把握して対応する能力なども顧客のメリットとなっています。そのためDFIは、顧客によるスマートな接続、賢い荷役、自動引き渡し、インテリジェントな在庫管理および制御、AI認識、ノード可視化、即時配送を実現し、継続的に倉庫管理における操業無人化の革新レベルを向上させます。